共働きで忙しい日常を送るSさんご夫婦は、のどかな田園風景を望むロケーションを選び、家づくりを始めました。 「昭和レトロモダン」をテーマにデザインされたS邸は、ダークブラウン色でまとめた、重厚感のあるインテリアが特徴。広いLDKの一角に土間スペースを設け、ご夫婦が希望した薪ストーブを据えました。「薪ストーブのある暮らしは憧れでした。雰囲気もいいし、吹き抜けを介して家中を暖めてくれます」と、満足そうな奥様。 「不思議と時間がゆっくり流れているように感じます」(ご夫婦)。お気に入りの空間と美しい景観が、二人の豊かな時間を演出します。 杉の柱や赤松の構造梁をダークブラウンに塗装して、趣を演出したインテリア。窓から望める美しい田園風景が、季節の移り変わりを知らせてくれる。
ゆったりとした空間で、心地よい時間を満喫するご夫婦。「この家で暮らしてから、あまり時間を気にしなくなりました」(ご主人)。
2階はフリースペースを充実させ、ご主人の希望でライブラリーコーナー(写真左側)を設計。
シューズクロークからクロゼット→洗面脱衣室→キッチンと続く、効率の良い家事動線が、忙しいご夫婦をサポート。「帰宅してすぐに着替え、入浴と、生活スタイルがスマートになりました」(奥様)。
土間に据えた薪ストーブが、大きな吹き抜けを介して家全体を暖める。
お茶をたてるのが趣味という奥様のために、炉を切った和室。「日頃は忙しいので、趣味の時間はとことん充実させたかったんです」(奥様)。
切り妻屋根のスタイルに、羽目板で温もりを加えた外観。写真右の掃き出し窓から土間スペースに繋がる。