片流れ屋根のすっきりしたフォルムがかわいらしいK邸。ご夫婦は、本誌や建築会社の建築実例を参考に、コーディネーターと一緒に綿密な打ち合わせを重ねながら、シンプルモダンな住まいを形にしました。 白を基調にした空間にメリハリをつけるのは、深い色の木のテクスチャー。そこに奥様が選んだファブリックボードやカーテンなどアースカラーのインテリアが彩りを添えます。細部にまでこだわり、ハイドアやクレセントのない窓などを採用して、実面積以上の広さを感じさせます。「女性コーディネーターの方が細かい要望を汲み取ってくれたおかげで理想が叶いました。自分たちの趣味を取り入れたお気に入りの家ができて、満足しています」(奥様)。 シンプルなデザインに窓の格子でアクセントを付けた外観。玄関周りにはシンボルツリーや枕木のアプローチなどをしつらえ、外観に華を添えた。 カフェテイストのカウンターは、お子様がお絵描きをして過ごすことが多いそう。「料理をしながら様子を見れるのがとてもいいです」(奥様)。 LDKは、現した構造梁と2600mmの天井高で開放感を演出。高気密・高断熱仕様により、「遮音性が高いので、驚くほど静かで過ごしやすく、快適に過ごせています」(ご夫婦)。