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一月は門扉の月

新しき一年の始まりを怠・休・寝の3連単で過ごし(ゴロゴロ)心身ともに緩み切った状態で職務をはじめ(ボケボケ)一日を雪かきに始まり雪かきに終え(クタクタ)

そんなこんなしているうち、あっというまに1月も最終週。

 

2025年、はじまりの月も残りわずかですが。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。少なくとも私よりは時間を有意義にお使いのことと

お慶び申し上げます。

一月の別名は「睦月」。

これは古来、年末年始には人が集まり「睦まじく」過ごす、ことから来たのだそうです。

 

我が家も今年の年末年始は、犬・猫・人間まとめ、家族の距離がいつもより近しく

感じられました…。いや、心の距離じゃなく物理的にほんとうに近かった。

理由は簡単です。7年ぶりにコタツが登場したから。

 

リビングの一角に据えられた750角(ちっさ!)のコタツを中心とした、2.7×2.7mに、

充電器(争奪戦)・新聞(どんどん溜まる)・漫画(タワー、随時崩落)・ポット(朝イチ満量)・茶道具(出涸らし)・ミカン(箱買い)・リモコン(各種)・犬(一辺を占有)・猫(コタツ内部を占拠)・漫画本に親指を挟んだ状態で寝落ちしている人間・チラシで折られたゴミ箱などで太陽系が完成。

四畳半の可能性を追求した、まさに方丈記。

破綻しかけた家族をも纏め、そして堕落させる…コタツの引力ってすごい。

 

話を1月に戻します、1月は英語では「January」

こちらはローマ神話の神ヤーヌス(Janus)ヤヌアレウスが由来・語源だそうです。(Wiki先生)

 

ヤーヌスは前後二つの顔を持つ双面神。始まりと終わり、入口と出口とをつかさどる神。

門や扉の神さま。ローマ神話の単独神とはめずらしい。

 

行く年と来る年の前後を見てるのか。納得…と、新聞で読んだときには思ったのですが

読み進めるとじつは、暦の成り立ちからするとJanuary(1月)とFebruary(2月)は

新しく付け加えたものだそうで。

もともと1年は10か月だったところ(農耕歴では冬はノーカウントだった)

11番と12番目に足された。

その後いろいろあって(適当)、冬至を始まりとした「January」が1番に移動。

古代ローマで1月1日(旧暦)は「ヤヌアレウス月のカレンダエの日」と言われたそうな。

 

ヤーヌス神の顔のひとつは若く、未来を視て

ひとつは老いて、過去を視ていると伝えられています。

過去と未来の間に立つ神様の名をいただく、これほど1年の始まりの月にふさわしい名は

他になし、と思われますね。

 

 

 

 

 

どーでもいい昔話ですが

「ヤーヌス」というと昭和末期放送、伝説の?ドラマ「ヤヌスの鏡」を思い出す方も多いかと。

当時は小学生でしたので夜九時には就寝させられていたわたしは、よく観たわけではないのですが…

おとなしい女子高生がいろいろあって(適当)二重人格で。

優等生と不良少女のふたつの顔を持ち…てなお話でした。

人格が変わると自動的にフルメイクになるとか、戦闘力爆上がりとか。ツッコミどころも多い

アクの強いドラマでした。まあまあがっつり不適切な感じの。

 

しかし当時のテレビドラマは結構攻めてる作品が多かった気がします。「スクー〇ウォーズ」とか

窓ガラスをバットで割りながら暴れてたり、廊下をバイクで走ったりしてましたからね。

当時小学生だったわたしは

「大きくなったらこんな怖いところ(高校)に行かなきゃならないの?」

とガクガクブルブル、心から怯えたものです。

ヤンチャな方々がスポーツで更生するドラマの内容も感動も、恐怖に消され頭に入りませんでした。

 

 

余談ですがその後、当時「市内で一番荒れている」と言われていた中学校に進みましたが、

廊下を「ヒャッハー」と自転車で走っている先輩と、竹刀を持って追いかける先生を見て、

「中学校はまだ自転車なんだ…」ホッ

と子供心に安堵したのを覚えております。良かったね。

 

 

そうそう、「ヤヌスの鏡」ですが、オープニング?の映像に出てくる石膏像(前後に顔のある首)

で女性の神様だと記憶していたのですが、男性神でした。はて?

 

 

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