夜明けまではまだ遠い、冬の午前4時。5キロの猫に押しつぶされながら布団にくるまっていると
シャンシャンシャンシャン・・・徐々に近づく鈴の音が・・・
お迎えか・・? あわてんぼのサンタさん・・・?
シャンシャン、ゴンゴンゴンゴン、ジャガジャガ、ゴゴゴゴゴ、ガリガリガリガリ、グオオオオォォォォォォ
いや違うだろ
雪国の(山沿いの)人間には聞きなれてしまった頼もしく力強い音に
(・・・積もったか・・・ボサ雪・・)
と目を開けることなく起床時刻の上方修正を覚悟しました。
いつもより30分早く起き、対大雪支度をして玄関を開けると
・・・たいしたことない気がする
昨年雪国県民をも絶望させた、あのドカ雪の記憶が感覚を狂わせています。
「どかーゆきー、ねぇ、くるーまーまーでしーろくー」阿呆な替歌に合わせて
敷地内の雪を掻き散らし車道に出れば
いつもながら、ほれぼれするような技術
アスファルトがうっすらと透き通るほど限界まで雪を削りながらも、路面を傷めることなく
ときには犬も滑る、氷面のような美しい除雪であります
我が家は新発田のヒルズというか山の手というか、少し海抜お高め路線価低めのとこにあるので、
市街地よりは若干、降雪量は多いのですがその分、除雪の対応と技術は三重丸なエリアです。早いしお上手!!
「ここはまだだったワン。」
なにより、かっこいいですよね!除雪車。あの無敵感に勝るものは無いです
除雪の管轄は国道・県道・市道他、とそれぞれに決まっているものですが
当社の事務所と設計スタジオは両方、国道に面しているので、管轄は国交省なのですね。
そのおかげで対応は道路の状態は万全ですし、見たことないような様々な大型除雪車が通り、
「なんじゃあれはー(゚д゚)!」と見惚れることも。「国土交通省」と書いてあったので特注車か
(除雪車好きの方にオススメ映画。「ファイティングダディ・怒りの除雪車」
B級感あふれる素晴らしいタイトルと、息子の復讐に燃えるお父さん、スノーローダーでマフィアと戦う!という筋書き。無双です。名優リーアム・ニーソンのリメイク版もあるよ)
朝7時。西の空には月が
様々な道路に合わせていろんなタイプの除雪作業車が走っているようですが、無人運転のものはない。
天気予報とにらめっこして、晩酌を控え、出動待機し、降りやまなければ作業は続く
作業員さんの苦労は等しく大変と思い、頭が下がります。
みんなが寝静まるうちから、シャンシャンとチェーンを響かせて暗闇のなか雪道を切り開く
除雪車とオペレーターさん達には感謝しかないです。冬のヒーローですね。
雪国の春はまだ遠いです。みなさまも体調と冬道には気を付けてお過ごしください。
最後に、年末特番のようなタイトルに対してしょっぱい内容であることをお詫びいたします。
次回は樫内建設農林水産省24時!